MCSC / 修学旅行・学校教育研修
旅先の気づきを、
これからの自分へ。
楽しい体験の中にある、人への思いやり、働く人の工夫、自分の可能性。事前の講話と現地での観察、帰校後の振り返りをつなぎ、生徒が自分の言葉で考えるきっかけをつくります。
学校・旅行会社・教育団体のご担当者さまへ
課題の整理からご相談いただけます。
修学旅行の目的に、もう一つの視点を。
01
キャリアを考える
働く人の役割や工夫に目を向け、仕事が誰かの体験を支えていることを考える。
02
相手の立場を想像する
自分がうれしかった対応を手がかりに、相手のためにできることを言葉にする。
03
自分の可能性に気づく
仲間との発見の違いを大切にしながら、興味や強み、これから挑戦したいことを考える。
同じ旅でも、学びの入口は一人ひとり。
「自分の考えを話すのが得意」「まずは静かに見ていたい」。生徒の参加の仕方にも違いがあります。学年だけで一律に決めず、学校が育てたい力と生徒の様子を手がかりに、問いの深さや共有の方法を考えます。
中学校での設計例
身近な気づきから始める
「助かった」「分かりやすかった」と感じた場面を一つ選び、誰のどんな工夫だったか考えます。班で伝え合い、学級で試せる思いやりや協力につなげます。
高等学校での設計例
理由や仕組みへ問いを広げる
一つの体験を支える複数の役割に目を向けます。「なぜその工夫が必要か」「違う立場ならどうか」を考え、キャリアや探究のテーマにつなげます。
上記は対象に応じた設計例です。小学校・特別支援教育などのご相談は、ねらい、活動環境、必要な配慮を伺い、対応可能な範囲を個別に確認します。
学びは、出発前から始まります。
現地で何を見つけるか。そのために、どんな問いを持っていくか。学習目的と旅程に合わせて、事前・現地・事後を一つの流れで組み立てます。
01
出発前|問いを持つ
学校や宿泊先での講話などを通じて、観察の視点を準備します。「誰のための工夫だろう」を自分たちの問いに。
02
現地|見て、気づく
人への配慮や役割分担など、自分が見つけたことを記録します。学校の引率体制と訪問施設のルールを守って行います。
03
帰校後|自分の言葉に
班で発見を共有し、感じたことの違いも学びに変えます。学校生活で試したい行動を一つ選びます。
事前・現地・事後をつなぐ、小さな授業の設計図。
テーマ例は「人が安心して楽しめる場所をつくる工夫」。一つの問いを旅の前後に持ち続けると、見えたことの変化を振り返りやすくなります。
以下は学校で検討するための構成例です。時間配分は例示であり、販売中の固定プランや講師の参加範囲を示すものではありません。
01 事前学習の例|45分で、自分の問いをつくる
- 5分:安心できた・うれしかった経験を思い出す。
- 15分:講話や身近な事例から、人への配慮と仕事の役割を考える。
- 15分:班で問いを出し、自分が観察したい場面を一つ決める。
- 10分:記録方法と現地でのルールを確かめる。
持っていくもの:「私は何を知りたいか」を書いた一文。問いが決まらない場合は、まず「気になった工夫を一つ見つける」から始めます。
02 現地体験の例|旅程の中で、一場面を見つける
案内の分かりやすさ、人の流れ、仲間同士の助け合いなど、通常の見学・体験で気づける場面を選びます。移動中や混雑した場所で立ち止まらず、安全に落ち着ける時間に短くメモします。
残すもの:見た事実/自分の考え/まだ分からないこと。答えを急がず、「確かめたいこと」が残るのも大切な学びです。インタビュー、撮影、スタッフへの質問は必須にしません。
03 事後学習の例|45分で、学校生活の行動へ
- 10分:記録を読み返し、最も気になった場面を選ぶ。
- 15分:班で共有し、似ている発見と違う発見を比べる。
- 10分:最初の問いへの考えがどう変わったか書く。
- 10分:学校生活で試す行動を一つ決める。
振り返りの例:「相手の様子を見て説明を変える」を委員会活動で試す。後日、学校で短い振り返りの機会を設ける場合は、うまくいった点と次の工夫を考えます。
例えば、こんな問いを持って旅に出る。
観察する
その工夫は、
誰のためにある?
想像する
自分と違う立場なら、
どう感じるだろう?
つなげる
明日、学校で
試せることは何だろう?
上記は学習の問いの例です。学年、学校の教育目標、訪問先に応じて調整します。
「すごかった」の、その先を一緒に。
正解を当てるためではなく、自分なりの理由を見つけるための問いかけです。気になる問いを開いて、旅先での見方を少し広げてみてください。
「親切だった」と感じたら、何を見てそう思った?
言葉、表情、立つ位置、待つ時間など、実際に気づいた点に分けてみます。「親切」は感想、その根拠となる場面は事実です。友達が違う点に気づいていたら、両方の見方を残します。
一つの楽しい体験の裏に、どんな役割がある?
目の前で案内する人だけでなく、準備する人、整える人、仲間を支える人などを考えます。実際に見た役割と想像した役割を区別し、「見えないから分からないこと」も書き留めます。
自分が同じことをするなら、何から始められる?
大きな目標よりも、明日の学校で試せる行動を一つ。「係の説明に図を添える」「初めて参加する人へ声をかける」など、誰に、いつ、何をするかまで具体的に考えます。
目的に合わせて、学習テーマを選ぶ。
01
東京・舞浜の体験学習
ホスピタリティ、チームワーク、サービスを支える工夫を観察。テーマパークを訪れる前の講話や、体験後の振り返りを検討できます。
02
大阪・関西の体験学習
挑戦、改善、役割分担などを考える観察の視点を準備。具体的な訪問先、会場、利用条件は個別に確認します。
03
キャリア・交流の学び
働くことの意味や進路を考える講話、異文化理解や学校間交流など。目的と実施可能性を確認し、内容を検討します。
旅先の気づきを残す、4つの記録欄。
次の記録は、学校で調整して使える学習例です。すべてを埋めることより、生徒が気になった一場面を自分の言葉で残すことを大切にします。
- 見たこと:どのような場面で、どのような行動を見つけたか。
- 考えたこと:その工夫は誰の役に立つと思ったか。そう考えた理由。
- 確かめたいこと:見ただけでは分からなかったこと。
- 自分が試すこと:帰校後、学校生活で取り組める小さな行動。
事実と想像を分ける記入例
「案内する人が、説明の後で相手の反応を確かめていた」が見たこと。「伝わったか確認するためかもしれない」が考えたこと。「自分も友達に説明した後、分かりにくいところがないか聞く」が試すことです。これは架空の学習例であり、実際の記録には本人が見た場面を書きます。
撮影や聞き取りを必須にせず、通行や業務を妨げない場所で記録します。スタッフや来園者の氏名・顔写真を集める必要はありません。安全上の判断は学校の引率体制と施設のルールを優先してください。
帰校後に、もう一度問いかける
「友達はどこに気づいた?」「実際に試してどうだった?」を話す時間を設けます。できなかったことを責めず、次はどう工夫できるかを考える機会にします。
先生・旅行会社の皆さまと、企画段階から。
まずは、学校が大切にしたい学びと旅程をお聞かせください。講師の派遣先、講話のタイミング、実施時間、必要な設備を確認し、無理のない進め方を検討します。
- 目的を共有:学年、学校の教育目標、生徒に考えてほしいこと。
- 旅程と調整:希望日、場所、人数、講話を組み込める時間帯。
- 実施内容を確認:講話・対話・振り返りの組合せと、学校側・講師側の役割。
- 条件をご案内:内容、会場、準備範囲などに応じた費用と実施条件。
未定の項目があってもご相談いただけます。旅行の手配、施設の利用、講師の派遣など、担当範囲と契約条件は個別に確認します。
掲載した事前・現地・事後の流れは学習構成の例です。学校と講師の役割、振り返りへの講師の参加、追加資料の提供範囲と費用は事前に確認します。継続的な面談や追加支援が自動的に含まれるものではありません。
講師紹介
よくあるご質問
旅程や人数が決まる前でも相談できますか?
はい。学年、訪問時期、学習目的など、分かっている範囲からご相談ください。具体的な実施内容と条件は個別に確認します。
学校や宿泊ホテルで講話をお願いできますか?
学校や宿泊先での講話をご案内しています。希望する場所、時間、会場設備と講師の予定を確認したうえで、実施方法をご相談します。
テーマパークの公式研修ですか?
本ページはMCSCが提案する学校教育向け研修の案内です。訪問施設の公式プログラムや公認・提携を示すものではありません。施設の利用規約と学校の安全管理を優先します。
生徒の写真や個人情報は必要ですか?
初回の相談では不要です。学校名、ご担当者の連絡先、学年や想定人数など、企画に必要な情報をお知らせください。児童生徒の氏名、顔写真、個別の健康情報は記載しないでください。
旅行会社から学校の企画として相談できますか?
旅行会社のご担当者からもご相談いただけます。学校の学習目的、行程案、実施候補日、会場候補、想定人数を分かる範囲でお知らせください。学校・旅行会社・講師それぞれの担当範囲と、連絡・契約の窓口を確認します。
教員側で、どのような準備が必要ですか?
まずは、育てたい力と旅程に組み込める時間を整理してください。会場の座席配置、音響・投影設備、班活動の可否、引率体制などは打合せで確認します。教材作成、印刷、当日の進行、事後の振り返りを誰が担当するかも事前に決めます。
発表が苦手な生徒も参加しやすくできますか?
個人で書く、ペアで話す、班の記録係を担うなど、複数の参加方法を検討します。全員の前で話すことだけを学びの成果とせず、気づきや考えの変化を大切にします。必要な配慮は、初回は個人を特定しない形でお知らせください。実施方法は学校と相談して決めます。
料金・キャンセル条件・資料の範囲はどこで確認できますか?
実施日、場所、時間、人数、内容などを確認したうえで、費用と実施条件をご案内します。講師の交通・宿泊、会場、資料、事後の支援などを含む範囲と、変更・中止時の扱いは正式な依頼前にご確認ください。掲載している授業例だけで、すべての支援が料金に含まれることを示すものではありません。
雨天や行程変更が起きた場合はどうなりますか?
学校と旅行会社の安全判断を優先します。会場や時間の代替案、連絡先、変更判断の時期を企画時に確認してください。講話の変更可否や追加費用・キャンセルの扱いは、個別の実施条件に沿って確認します。
まだ決まっていなくても、大丈夫です。
「来年度の修学旅行に、学びの時間を取り入れたい」。その段階からご相談いただけます。学校の目的と旅程に合わせて、一緒に考えます。
ご相談は正式発注を意味しません。初回は児童生徒の個人情報を送らず、学年・想定人数・希望時期などをお知らせください。
相談前のメモ|分かっている項目だけで大丈夫です
- 学校・団体名、ご担当者名、連絡先
- 学年・想定人数、希望時期・候補日
- 訪問地域・行程、講話を入れたい場所と時間帯
- 大切にしたい学び、生徒に考えてほしいこと
- 予算の目安、設備、事前に確認したいこと
未定の項目は「未定」のままで構いません。児童生徒の氏名・顔写真・個別の健康情報は送らず、企画に必要な概要からお聞かせください。
実施内容・訪問先・施設の利用条件は個別に確認します。掲載した問いは学習設計例であり、実施実績や成果を保証するものではありません。写真:当サイトの公式プロフィール掲載画像。